睡眠時無呼吸症候群とは、寝ているときに呼吸が止まったり、大きないびきを繰り返す病気です。睡眠が妨げられ、日中の眠気による事故につながりやすいことが大きな問題となっています。また、体内の酸素量が不足しがちになることで体に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中など大きな病気につながる恐れがあります。

【症状】

日中の眠気、大きないびき、朝起きると頭が痛い、ぐっすり眠れない、眠っているときに呼吸が止まる、などが挙げられます。
いびきがでるのは、気道が狭くなっている証拠です。体に取り込む酸素が少なくなることで、睡眠中に体がしっかりと休めず、日中の眠気が出て仕事や運転に支障をきたすこともあります。
また、常に休まずに働いている心臓をさらに働かせてしまうことで心臓に負担がかかり、高血圧、むくみ、息切れの症状が出ることもあります。

【原因】

主な原因は肥満によるのど周りの脂肪ですが、扁桃腺肥大、下あごが小さい、舌が大きい、日常的にアルコールを飲む、高齢、上向きでの睡眠、鼻づまりなどが原因となることもあります。

【検査】

問診で睡眠時無呼吸症候群が疑われたら、まずは簡易睡眠時無呼吸検査を行います。自宅で検査機器を使い、普段と同じように寝ている間にできる検査です。寝る前に機械を付けて、呼吸状態や酸素状態を調べます。

簡易検査の結果を受けてすぐに治療に進むこともありますが、より詳しい精密検査(入院検査)が必要となる場合もあります。

【治療】

治療は、主に次の3つです。

・CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法
寝ている間の無呼吸を防ぐために、マスクを通して気道に空気を送り、狭くなっている気道を広げる治療法です。

CPAPを使用している患者さんのよくある質問はこちら

・マウスピース(口腔内装置)
専門の歯科医に紹介してマウスピースを作成します。下あごを前方に移動させ、いびきや無呼吸の発生を防ぎます。

・外科手術
睡眠時無呼吸症候群の原因が扁桃腺の肥大などの場合は、摘出手術が有効な場合もあるため、専門の医療機関にご紹介します。


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