尿は腎臓で作られていて、体の中でできた老廃物や不要な物質を排泄しています。また、体液の濃さを一定に保つ役割もあります。

<尿が多いとき>

大人の場合、1日の尿の量は800~1,500mlが正常です。1日の尿の量が2,500ml以上の場合を「多尿」と呼んでいます。1日の尿の量は変わらなくても尿の回数が多い場合は「頻尿」と呼ばれます。

単純に水分をたくさんとることで尿の量が多くなっていることもありますが、尿量を調節するホルモンや腎臓の異常が原因となっていることもあります。

また、糖尿病の方は血液中の糖分が多く、血液が濃くなっている状態です。そのため、のどが渇きやすく、水分をたくさん飲んで尿の量が多くなります。

<尿が少ないとき>

暑いときや運動して汗をかいたとき、水分を飲む量が少なければ尿の量は減ります。

また、尿を作る腎臓の働きが低下しているときや、尿をためておく膀胱の病気、尿の通り道である尿道の病気がある場合も尿の量が少なくなります。

尿の量が少ない患者さんは、むくみや体重の増加、動悸、排尿時の痛みなど他の症状がある場合が多いため、どのような症状があるか伺いながら原因を調べる必要があります。

<尿の回数が多いとき>

朝起きてから寝るまでに8回以上の排尿がある場合を「頻尿」、眠ってから朝起きるまでに1回以上の排尿があるときは「夜間頻尿」と言われます。尿があまり溜まっていないのに、膀胱が勝手に収縮してしまう過活動膀胱や、膀胱炎、前立腺の肥大・炎症などが原因として考えられます。体に異常はなくても、トイレのことが気になって何度もトイレに行きたくなる場合もあります。

原因により治療方法が変わるため、水分の摂り方を見直してみて、改善しなければ原因を調べていきます。


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