小児に多いアトピー型と、成人(40歳以上)に多い非アトピー型に分かれます。
気管支の炎症が続いたり、気管支が過敏に反応したりして気道が狭くなってしまい、発作的な咳症状がみられることを言います。
【症状】
主に夜間から早朝にかけて、突然呼吸がしにくくなったり、息をするとゼーゼー・ヒューヒューしたり、咳が続いたりする症状が起こります。喘息発作は症状が出るときと出ないときがあります。
【原因】
アトピー型喘息は遺伝的要因やアレルゲンに対するアレルギー反応によって起こります。非アトピー型喘息は、喫煙や肥満が関与し、風邪に続いて起こることもあります。どちらも喘息発作の引き金としては ハウスダストや風邪、気圧の変化や時間帯など様々です。
【検査】
呼吸機能を調べるスパイロメーター検査や、喘息を引き起こす原因を調べるアレルギー検査があります。
【治療】
喘息治療は発作時と非発作時で異なります。発作時は、気管支の動きを抑える気管支拡張剤(吸入薬)を使用します。非発作時は喘息症状のコントロールを目指し、抗アレルギー薬や炎症を抑える薬を使用します。また症状の程度にあわせて薬の調整をします。
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