甲状腺は、全身の代謝や臓器の働きを活発にするホルモンを分泌する臓器です。甲状腺ホルモンは、基礎代謝や心臓・脳の機能を上げる、たんぱく質を分解してエネルギー源にする、身体・脳の発育や成熟に関わるなど、車のアクセルのような働きがあります。
甲状腺の働きに障害が起きると、全身に様々な影響が現れます。

【症状】

甲状腺ホルモンの作用不足により、全身の代謝、活動性、腸蠕動が低下します。

症状としては、寒がり、皮膚の乾燥、無気力、発汗の減少、徐脈、食欲低下、浮腫、声がかすれる、便秘などが挙げられます。

【原因】

免疫細胞が、誤って自分自身の甲状腺を攻撃してしまうことで、甲状腺が破壊され、甲状腺の機能が徐々に低下していきます。

【検査】

血液検査で、甲状腺ホルモンの量や特殊な抗体の有無を調べます。また、甲状腺のエコー検査を行います。

【治療】

甲状腺ホルモンを補充する薬を内服し、血液中の甲状腺ホルモンの量をコントロールしていきます。

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